製品エディションとライセンス体系

2つの製品エディション

QPRプロセスモデリングツール(Modeling Client)には2種類のエディションがあります。

  • ProcessDesigner
  • EnterpriseArchitect

QPR ProcessDesigner

QPR ProcessDesignerは、旧バージョンQPR ProcessGuideの機能を継承したQPRプロセスモデリングツールの標準的エディションであり、本製品のすべての機能を提供します。

ProcessDesignerは、サーバーアプリケーションとクライアントアプリケーションの2つから構成されています。

サーバーアプリケーション

作成したプロセスモデルをデータベース上でユーザー権限と共に集中管理、Webブラウザをを介してアクセスする上で利用できる「QPR Portal」で、そのモデル情報をダイナミックに共有する機能を提供します。
Webで利用するユーザー数に応じて、100ユーザーまで、1000ユーザーまで、1000ユーザー超の3タイプが用意されています。

クライアントアプリケーション

クライアントアプリケーションは、a)QPRサーバーに接続して使用、b)スタンドアロンでの使用の双方のケースに対応しています。サーバーにログインしていないスタンドアロン環境では、モデルをファイルベースで管理し、サーバーにログインした環境ではデータベース上でモデル保存・編集を行うことができます。

QPR EnterpriseArchitect

EnterpriseArchitectは、QPRプロセスモデリングツールの最上位エディションです。ProcessDesignerと同等の機能に加えて、エンタープライズ・アーキテクチャ(EA)のモデリングに適したEAテンプレートとArchimateモデリングテンプレートを提供します。日本国内では2013年度に本格的なリリースを行う予定ですが、当エディションにご興味をお持ちのお客様はお気軽にご相談ください。

EnterpriseArchitectも、サーバー用アプリケーションとクライアントアプリケーションの2つから構成されています。詳細はProcessDesignerの各アプリケーションの説明をご参照ください。

QPR ProessDesignerと一般的なフロー図作成ツールの機能比較については、以下をご参照ください。
QPR プロセスモデリング製品と一般的フローチャート作成ツールの比較

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スモールスタート可能な柔軟なライセンス体系

ライセンス体系

QPR ProcessDesignerの提供ライセンスは次のようになっています。

ProcessDesigner
サーバーサブスクリプション92.7万円/年~年間使用料タイプ(注参照)ProcessDesigner
サーバー買取り275万円~初年度保守料込
(2年目~41.25万円/年)

製品区分 ライセンスタイプ 価格 備考
ProcessDesigner
クライアント
サブスクリプション 12万円/年 年間使用料タイプ(注参照)
ProcessDesigner
クライアント
買取り 32.5万円 初年度保守料込
(2年目~4.875万円/年)

ProcessDesignerクライアント単体での販売も取り扱っております。

注意・補足事項

    • 保守料には電話・メールでのサポートとバージョンアップライセンス(1~1.5年毎に新バージョンがリリースされています)の無償提供が含まれます。
    • サブスクリプションライセンスの保守費用は価格に含まれています。
    • ProcessDesignerサーバーライセンスは100ユーザータイプのものを表示しています。
    • サブスクリプションライセンスと買取ライセンスは組み合わせが可能です。

詳細につきましては弊社までお問い合わせください

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スモールスタート・段階的導入

QPR ProcessDesignerは、業務プロセス管理サイクル全体をカバーし、効率化を実現する製品です。しかしながら、業務プロセスの改善・可視化プロジェクトの初期段階から全ての機能が必要とされるとは限りません。

QPR ProcessDesignerは、とニーズに応じたライセンスを選択し、初期投資リスクをできるだけ抑えながら段階的に導入して行くことが可能です。

  1. 製品の詳細評価、少人数のパイロットプロジェクト、フロー作成対象ユーザーへの教育段階、本格的なフローチャート作成作業段階で、同時編集作業や図形表記・基本ライブラリ情報の集中管理等の必要がない場合は、ProcessDesignerクライアントを単体で利用する必要によりサブスクリプションライセンスを活用する
  2. 同時編集機能や図形表記・組織や外部文書情報等の集中管理が必要な場合、Webを介したプロセス情報の組織的共有を開始する段階でサーバーライセンスを追加、必要によりサブスクリプションライセンスを活用する

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